今年もよろぴく♪ and ふぐ祭りのお知らせ [ヴォイ・サザファミリー噺]
いやいや、そうとう出遅れてもうた〜!
(しっかしヴォイ蔵、ニットにアロハとはすっごいコーディネートだね〜)
そうそう、年末はめっちゃ忙しかったんよ〜
(新年早々言い訳か・・・・・)
年明けは???
(う〜ん、だらだらしてたし。なんて言い訳しようか・・・・)
そうそう、
駅伝見るのが忙しくて〜
(ヴォイスくんに先にチクられたからさっさと白状・・・・・)
ビンゴ姫の歩行訓練も忙しくて〜
(ふふふ、これはいい言い訳になりそうだ・・・・)
ビンゴ姫のお召し物を買いにデパートにも行ったし〜
(それだけかよ?)
♡ビンゴ姫♡のお召し物といえば。。。。
寒がりビンゴのワンチャリ訓練用にどーしても必要となったので西武Loftへ
(年末にコジマと別のショップに行ってもビンゴサイズは売ってなかった。ゲロ。)
そこでビックリ!ベックリ!い・い・いち・むぁん・にしぇん・えん???
こんなシャーロックホームズの毛布みたいなのぐぁあーーーーーー?
うっそべぇ〜〜〜〜!!
しかも合うサイズはこれしか置いてないし・・・・・(姫様デカすぎです!)
すでに買う気になってるヴォイスくんに一言。「やだこんなの」
っと言いつつ向けた視線の先は→→→→『¥5000福袋』
あるじゃん♡LLサイズ女の子用が!(にんまり〜)
しかも福袋なのに、開けてみていいって♪いいって♪いいってーーーー♪
12000円のシャーロックホームズの毛布より5千円の福袋ほうが可愛いもんね〜
デザインはスェット以外はむ?む?む?む?だし
夏物ばかりだけどOKOK。毛布よりぜんぜんOK♪
サイズもピッタリだよ〜ん♪
しばらくはこれで我慢しようね。うんうん。
おまたせしました!
魚じんさんの地図はこちらで確認してね
*****追記***** コースの差が分かりづらくてごめんなさい
6時から始まって5時間位は魚じんさんに居るんじゃないかと思ってます。
だから飲むお酒の量でコースを分けました。
Aコース:ビールに始まって焼酎・日本酒なら3合以上は飲んじゃうよっていう方
Cコース:アルコールは飲めない、もしくはビール1本程度ならっていう方
Bコース:お酒は好きだけどAとCの中間かなっていう方
これで回答になったかしら??
ヴォイ・サザがけっこう飲んべぇなんで飲めない方に負担をかけるのはちょっとって思って、複雑な会費設定にしちゃいました。すんません。。。
分からないことがあったらどんどん聞いて下さいませ。
たしなむ程度のyokopuさん・従者さんはコース変更必要かしら?
必要だったら言ってね。
嘘つきは泥棒のはじまり、なんとかは親バカのはじまり・・・ [ヴォイ・サザファミリー噺]
なんと言われようが親バカさまを目指します!
いつも2番手3番手だったビンゴを「にわかお姫様」に仕立て上げます!
称して「ビンちゃん、わがまま放題一人っ子政策」
まず手始めに考えたのは・・・・・・歩かせてあげること♪
5月以来カート生活?を余儀なくされていたけれど、
自分の足で大地を駆け回る楽しい生活をよみがえらせてあげるんだもん。
ってなことで、
昨日ビンゴを連れて所沢の hiroさん 宅まで『ワンチャリ(車椅子)』のオーダーに行ってきました。
hiroさんは、自作のワンチャリを材料代程度で困った人に提供している方。
会社勤めのかたわら休みを返上して作ってくれています。(現在6台の注文がある)
hiroさんの愛犬アドちゃんが5歳のときにヘルニアで歩けなくなってしまったので、10万円を出して市販の車椅子を購入したそう。でも、重くて扱いづらく、もう少しいいものを・・・と思い自分で作ることにしたそうです。
実はサザも自分で作ろうと思い、情報を探してhiroさんのホームページを訪問したのだけれど、いろいろ読んでいるうちにこの方にお願いしたいと思い、ご自宅まで即訪問とあいなりました。
とても良い方で、きめ細かくビンゴ号の相談にのってもらえました。
アドちゃんは残念ながら9月に16歳の命をとじたそうですが、カンちゃんが出迎えてくれました。
カンちゃんは推定5歳で、保健所であやうく処分されるところだったそうです。
同じ飼い主がその後も3匹のワンちゃんを保健所に連れて行ったそうで、そのコ達は里親さんを探して引き取られたそうです。そんなのありえない!と思いますが現実なんですね。
いつの日か、違うワンちゃんを飼いたいな♡なんて思うことが有ったら(今は想像もつかないけれど・・・・)、ペットショップに行かずにhiroさんのホームページにあった いつでも里親募集中!を訪ねてみたいと思いました。
今日、猫ばかさま(ヴォイスくん)はイッパイやりにいっちゃってるし、
サザはビンゴ姫が元気がないのでそろそろ自宅に戻ります(親ばかさま〜〜〜!!)
明日からバリバリ皆様の所に訪問させていただきますわよ〜ん♪
んじゃねー
(自宅に「ひかり環境」がほしいぃ〜〜〜〜涙)
ポプリ闘病日記-終章 [ヴォイ・サザファミリー噺]
なぜか 遠い過去のように7日間の記憶が薄れています
どう一日一日を過ごしてきたのか
どう苦しくて切なかったのか
不思議なくらい思い出せません
6年前、父が癌に冒され3年間の闘病生活を送ったとき、
母の代わりに私が看病を続けたけれど、自分の仕事がとても忙しく、睡眠時間を削っての苦しい時間だった。初めての経験だったこともあって、一生懸命ではあったけれど結局は何もしてあげられなかった。それをとても後悔した。
2年前、母が4ヶ月ほど入院したときには、
父に果たせなかった思いを母の看病に注ぎ込んだ。ひたすら病院に通い、細やかに世話をし、理解ができなければ担当医にくらいつき、病状を心配する兄弟・親戚に逐次報告を行い。でも挙げ句の果てに本当に疲れ果てて・・・・・母のためにもこれで良かったのだろうか、と思ってしまった。
だから、ポプリのときには絶対に後悔したくなかった。
検査の結果を受けて自分なりに病状についていろいろと調べ、あまり長くはないと予感したとき。父や母と違い言葉も喋れず、子供のような存在であるポプリのことを一番理解してあげられるのは自分でしかない。だったら最善は自分の手元に置くこと、それが最優先だった。
でも、治療を諦めてしまう勇気は持てなかった。そんな私を救ってくれたのが AQさんのアドバイス だった。
自宅での点滴を提案してくれて、その後はセカンドオピニオンのような存在としてアドバイスをもらった。病気の知識に初めは獣医師かと思っていたけれど、プロフィールにペット美容室を経営しているとあって驚いた。でも統計的に病気を語る獣医師よりも、メンタルな部分を理解したうえでアドバイスをもらえたので本当によかったと思っている。
ポプリの死をAQさんに報告したときのレスに
「・・・ そうですか。苦しまずに眠ったのでしょうか?ポプリは家族との最後の数日間を楽しく過ごそうと、頑張って食事を食べたり水を飲んだりしていたんですね。こんなに元気だから心配しないで ・・・と。ポプリと sazae さん。ともに良い関係の、良い家族でした。」の言葉に胸が熱くなり号泣した。
結局私がポプリに慰められ、励まされ、守られていたんだって・・・・・・
だからこの1週間で気付かされたことがたくさんあった
♡ポプリが私に教えてくれたこと♡
★ただただ生きたいという本能がなにものにも代えがたく尊いこと
なんの疑いもなく、当たり前のように生きたいと思う気持ちを身をもって教えてくれたポプリ。知識や経験に振り回され、勝手に寿命を想像することがいかに無意味なことか・・・・・。3回目の発作の時、こんなに苦しむのならもういいよ。。。と心臓マッサージの手を止めた私達。でもポプリは自力で復活した。人間が忘れてしまった強さがそこにあった。
★死ぬよりも生きる方がどれほど大変か
壮絶な闘病生活を送った父や知り合いの死を見てきて、どうして死ぬことがこれほどに大変な事なのだろうと思っていた。私には死ぬことへの恐怖よりも死を迎えるまでの恐怖の方が勝っていた。でも、生きたいという証がそこにあるから大変なのだと思う。瞬間、瞬間を闘った結果なのだと思う。だから、これからも私は喜んで生きたいと思う。たとえどんなに辛いことがあっても生きていることを誇りに思いたい。
★失うことにものすごい恐怖を感じる自分の存在があること
最後の二日間はポプリを失う恐怖で気が狂いそうだった。そしてその命が途切れたとき、その身が私の手から離れていくとき、胸が潰れる思いだった。父の死よりも遙かに悲しかった。でも、それは私の習慣なのだと気付かされた。失うことは決して怖くない。だって、何かを失うことは生きている限り必然であるし、失うことで得られたことがたくさんあるし、まだまだたくさんの幸せも持っているから・・・・
★明日があるということ
今はビンゴのために何をしてあげられるか考えている。残された者達が、朝を迎え夜を迎え淡々と生きてゆくことがどれだけ大切なことか。しかも悲しむ姿をポプリが望んでいないとうことを。
偶然なのか理由は分からないけれど、ポプリが死んだ夜、撮りだめしていたビデオのなかに 「千の風になって」があった。たぶんNHKの番組かと思う。自分で録画した覚えは全く無いけれどポプリからのメッセージだと思ってむさぼるように見た。
ポプリが天に召される10時間前の夕暮れ
ひこうき雲が夕日に照らされ神々しく光っていた
これで良かったのだと思う。。。。
♡12月24日追記♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
ポプリがビンゴを残してくれたので、こんなに早く立ち直れたのだと思います。私のせいでビンゴまで失うわけにはいきません。今はみなさんの心の温かさに感激し、声援のコメントを読むたびに涙しています。それは悲しみの涙ではないけれど、ビンゴには内緒で泣いてます。みなさん、本当に本当にありがとうございます。
私の人生のなかで、これほど人の温かさに感謝したことはありません。それも立ち直れた大きな理由なのだと思います。ブログを始めて良かった。みなさんと出会えてよかった。うまく言葉には出来ないけれど、心から感謝しています。うれしい涙ならポプリも許してくれるでしょう。
ポプリ闘病日記-旅立ち [ヴォイ・サザファミリー噺]
12月20日午前2時55分
ポプリは天国へと旅立ちました
ポプリは最後の最後まで生きようと賢明でした
私たちに色々なことを教えてくれた1週間でした
ありがとうポプリ
来世で再びポプリと出会う約束をしたし、
今でもそばにいてくれているし、
独りぼっちになってしまったビンゴがいるのでもう泣かないことにしました
たくさんの方々が応援して下さったことを心より深く感謝申し上げます
あのね、サザはとっても元気ですからご心配なく!
ポプリ闘病日記-5 [ヴォイ・サザファミリー噺]
《《12月18日(月)
17日PM8:00に続いて18日AM11:00
今度こそはもうダメだと思ったほどの痙攣発作が起きた。
その度にポプリを失う恐怖で泣いた。
反面、もうこれ以上は頑張らなくてもいいよ・・・・とも思った。
近づいている死にあらがうように好きな食べ物をあげる。
鶏肉、チーズを少しだけれどちゃんと口にしてくれた(でもこれが最後だった)。
夜、軽い発作が3回。30分間続く。そして夜中、初めての嘔吐。
今日食べたものが胃液と共にそのまま出てきている。もう消化する力も無くなってしまったのか。
《《12月19日(火)
未明、またしても軽い痙攣が起きる。座薬をいれると10分ほどで落ち着き、眠っている。
早朝、息が荒く、痙攣が始まったように思えたが嘔吐2回(胃液とチーズのような固形物)と下痢、失禁。約30分間苦しそうな息づかい。可愛そうで見ていられない。その後安定する。気が付けば全身、頬まで痩せてきている。
朝、またしても嘔吐。皮下補液を行うと安定するのか眠りにつく。
一瞬だけ私も恐怖から解放される。
神さま・・・・このまま安らかに眠らせてあげることはできないのでしょうか。
昨日往診に来ていただいたとき、ビンゴの尿検査をお願いしたので結果を聞くために病院に電話をした。膀胱炎との診断なので午前中ビンゴを連れて病院に行く。
午後は打合せも入っていて、こんな時にポプリのそばにいてあげられ無いだなんて。泣きっ面に蜂だ。
でも今日はヴォイスくんが忙しい仕事を放り投げて、一日ポプリの看病にあたってくれた。ヴォイスくんに深く感謝。
午後、呼吸が荒くずっと鳴き続けている。
先生に相談すると「きっと意識はもう無いと思いますよ」とのことだった。
そうであればまだ救われるけれど、瞬きもちょっとした反応もあるし・・・・・
苦しそうに喘ぐ姿を見るたび、
今、そしてこれからポプリに何をしてあげるべきなのか迷い、悩む。
そのたび動物病院の先生に相談し、苦しまないで済む事はどういうことなのかを確認した。昨日、今日とその繰り返しだった。
会社に連れてきた17日からポプリを動かせなくなってしまったので、
ヴォイスくんの事務所に移し泊まり込みの生活に入っている。
夜‘魚じんさん’から「ずっと、たいしたものを食べていないんでしょう」と差し入れが入る。
思いもかけないことで、本当にありがたいと思った。
こんな時こそ人の心の温かさが胸にしみる。。。
家族で最後の晩餐
きっとそうなってしまうと思う。
でも、引越したての時テーブルも無くてダンボールをその代わりにして食べたね、なんて懐かしい昔のことを話したり・・・・・・・とても貴重で、とても嬉しい時間だった。
短期目標 クリスマスとお正月を迎えること
中期目標 1月25日のお誕生日を迎えること
長期目標 一緒にいられる日が一日でもながいこと
でも、もう苦しみから解放してあげたい
ポプリ闘病日記-4 [ヴォイ・サザファミリー噺]
ヴォイスくんの勧めもあり、
「ポプ・ビン」の記録を写真と文字で残そうと思って始めたブログだったけど、
出だし早々から目的を大幅にずれてスタートし、今に至る悪妻ブログ。
今更ながらではあるけれど・・・・
ポプリの闘病日記となってしまっているけれど・・・・
後悔をしたくないので自分のためにリスタートすることに決めたのです。
今年になって2匹に数ヶ月単位で衰えが見え始めた。
今までと全く違う速度で状態が日々変化してゆくのがとても怖かった。
5月にとうとうビンゴが自力歩行できなくなり、カートでの通勤が始まった。
それに加えビンゴの病院通いも続いた。今では心臓病の薬が手放せないでいる。
でも、2歳3ヶ月年上のポプリはとても元気で、
9月を迎える頃までは当たり前のように歩けていた。
それ以降はビンゴと同じく右後ろ足が弱り介護が必要となったけれど、
本当に歩けなくなったのはほんの数週間前のこと。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
2匹をカートに乗せて歩いているとお年寄りによく声を掛けられる。
「まぁ可愛い」「まぁ大変ねー」「大切にしてあげてくださいね」などなど。
今年になって、近所の人に積極的に関わっていこうと思っていたサザにとって、
2匹はちょっとした(いや、立派な!)外交官だった。
(ヴォイスくんに言わせれば、カート押して同類って思われてるんじゃないの〜。だって。確かにそうとも思える。。。。。複雑だけど)
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元気に思えていたポプリに腎臓病の兆候が現れたのは1ヶ月ほど前のこと。
・多飲、多尿
・眠っている時間が長くなる
・毛のつやが悪く痩せてくる
でも、けいれん発作と心臓病、膀胱炎ばかりを気にしていたので、年を取ったせいだと決め込んでいた。
病気の全てをビンゴの基準で考えていたから、大きな問題に気付いてあげられなかった。
本当にごめんね。。。。
どうやら貴女の砂時計は、前よりも少しずつ早く落ち始めているようです
でも私たちはずっとそばにいるからね
貴女が生きようとする限り、決して諦めないからね!
ポプリ闘病日記-3 [ヴォイ・サザファミリー噺]
昨日のポプリはとっても安定した様子だったけれど、
今日は息づかいも荒くあまり調子が良くない。
ちょっとした息づかいや鳴き声にめちゃくちゃ敏感に反応してしまうワタシ・・・・
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
でも、どうしてもやらなければならないことが有るので暖かくして会社に連れてくる。
そんな移動(5分)がポプリに負担を掛けてしまうことは充分わかっている。
苦渋の選択。。。。
先に仕事をしに行っているヴォイスくんの事務所(サザ事務所の向かい側にある)にポプリを連れて行く。ヴォイ蔵のほかほかカーペットをおもむろに取り上げポプリをそこに置き、急いでサザ事務所の暖房とポプビン用カーペット、加湿器のスイッチを入れ、今度はビンゴを連れに家に戻る。
こういうときはポプリと犬猿ならぬ「犬猫の仲のヴォイ蔵」も文句も言わず協力してくれるみたいだ。
またビンゴはポプリが入院した夜、持病の心臓の調子が悪くなってしまい本当にあわてた。翌日病院に連れて行ったけれどポプリの退院と共に回復したようだし、ポプリもめずらしくビンゴを目で追っていた。
普段ポプリは一匹だけだととっても甘えん坊になるけれど、ビンゴがいるとまるで猫のように一人で大丈夫だもん!ってなる。きっとビンゴに愛情を半分持って行かれてしまったヤキモチだろう。
でもエマージェンシーなときは『ポプ・ビン♡ワンセットの法則』があることを発見した。やっぱり大切な関係だったのよね、お互いに。
ビンゴのためにも頑張ってくれ!!!ポプリ。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
ポプリの動向に気が休まらず、一喜一憂のここ数日。
でもソネ村みんなの温かい応援が心にしみて本当に嬉しい。
ひとりひとりにお礼を言いたいけれど今はごめんなさい。
ありがとう!ほんとうにありがとうね〜〜〜!!
涙が出るほどうれしいよぉ。。。。しくしく
ポプリ闘病日記-2 [ヴォイ・サザファミリー噺]
自宅療養は、いつまで一緒に過ごすことができるか分からない状況(実感がないけれどそうらしい)にあえてこちらが出した希望です。でも動物病院の先生は快く承諾してくれました。
それが、治療を諦めずにポプリと一緒の時を過ごせる最善の方法でした。
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点滴の装着がとても不安だったけれど、ヴォイスくんにタイマーを買ってきてもらい、
1時間ごとに点滴の落ちる速度を管理して「初体験」をなんとかこなしました。
でも昨晩と今朝、ヘパリンロックができなかったため(管理上、夜は点滴をやめるよう指導されたので、とめるときに血液が固まらないようにへパリン生食を注入する処置)その後は点滴を中止して、午前中に病院に行くことにしました。
やはり血管が詰まっていました。
でもポプリは信じられないほど元気で食事と水も自力でとれるので(通常この状態だとあり得ないらしい)食事指導を受け『皮下補液(背中に補液剤を短時間で入れる)』に切り替えることになりました。
1日2回の皮下補液。
先生にこうやるんだよって教わるの写真
病院で実践指導を受けながら、ポプリに針を突き刺すとき(おもいっきりやりなさいって言うんだもん。めちゃめちゃ怖いよ〜〜!)先生に発したサザの一言「ワタシ魚をおろしたこともないんです・・・・・」???
↑↑↑↑↑そ〜と〜の緊張状態
さて、にわか看護士(サザ)の出来上がりはいかに?
皮下補液2回目
ヴォイスくんにこうやるのって?ご指導?しながら無事おえました。
今日のポプリちゃん信じられないほど すごい食欲です♪
大量におしっこも出ているので、今はとても安定しています
このままの状態がずっと続いてくれたら・・・・と神さまに祈るばかりです。
何事もなければ5日後に病院に行きます。
ポプリが元気だとビンゴもみんなもとても元気になれます!
【皮下補液のやり方(あくまでもご参考まで!)】
皮下補液はカテーテルが出来なくなった場合、また食事・水飲みが出来る場合処置。
点滴よりも効果が低い。
点滴の場合の量:20㎜リットル/時間×16〜18時間/日=320〜360㎜リットル/日
皮下補液の場合:100㎜リットル/回×2/日=200㎜リットル/日
(いずれもポプリ体重4.7㎏、重症の腎不全、尿毒症の場合の数量です)
1.新しい点滴パックの場合はソルラクト(輸液剤)を外に流しチューブ内の
空気を確実に抜く。
2.ローラークレメント(チューブ中間にあるローラー状の開閉部)を閉じ、
皮下補液用注射針(太い針)を取り付ける。針は毎回交換し、使用済み針は病院に返却
3.首の後ろをマスキン液脱脂綿で消毒
(アルコール、エタノールはしみる。回数を重ねると炎症を起こす)
4.三本の指で皮膚を引っ張るようにつまみ、人差し指、中指の間にできた三角の
くぼみに 針を1㎝ほど刺す。その際ためらうとかえって痛いので潔く刺す事。
筋肉に刺さないように注意(筋肉に刺すと出血するので分かる)
5.ローラークレメントを空け三本指でつまんだ状態を保持したままソルラクトを落とす。
点滴パックを高くすると早く入る。ワンコが動かないように人差し指に力を入れておくといい。
針は上向きにすると皮膚に当たり入らなくなるので注意。
6.必要量が入ったらローラークレメントを閉じ針を抜く。
針を刺した部分の傷口をふさぐためにマスキン液脱脂綿でよく揉む。
7.使用した針をはずし(自分の指に刺さないように注意)新しい針に交換する。
感染防止のためキャップ、カバーは必ずつけたままにしておく。
※輸液剤は毛細血管からゆっくりと吸収していく。
次の処置の際に皮下に溜まったままになっていないか確認が必要。
残っている場合は次の皮下補液時の輸液剤を減らす。
また吸収が良いようであれば効果を増すため増やしても良い。
(あくまでもポプリの場合です)
ポプリ闘病日記-1 [ヴォイ・サザファミリー噺]
ポプリのことでご心配をおかけしました
今日、病院から家(会社)に連れて帰ってきました
おとといから元気が無く、昨日引き付けを起こしたのですぐに病院に連れて行ったところ、ひどい心雑音と異常な血圧低下がみられるので血圧をあげる点滴治療のため緊急入院となりました。
血液検査ではBUNの数値が140あり(病院の装置ではそれ以上は測定不能)今後どうなるかは分からない危険な状態と言われました。病名は急性腎不全と尿毒症です。
点滴を22時間続けた結果、Creは5.7から5.0に下がったけれどもBUNは140以上、血圧も上がりませんでした。このまま点滴を2〜3日続ければ血圧が上がり安定する可能性もあるけれど、心臓と腎臓の改善は望めないので今後どうしますかと聞かれたので、家に連れて帰り自宅で点滴を続けることにしました。
自宅療養の環境を整えました。
点滴は1時間ごとの管理となりますが頑張ります。
いつもの場所にもどり、今ポプリはとても安定しています。
このまま元気な姿に戻ってくれるのではないかと思ってしまうほどです。